レーザーペッカー4をmac用ライトバーンで操作する方法LP4(Laser Pecker4 with LightBurn)

2022年にレーザー彫刻機を初めて購入しました。

※下記リンクと同じクラスのもの(現在廃盤)

その際、それを操作するソフトがLight Burnというソフトを使用して彫刻機を操作するのですが、説明書も簡易で、メーカーサイトが海外のため、接続(認識)がとても難しく苦労しました。

やっと使えるようになったものの、説明書に書いていた金属に彫刻

ということはできず(レーザーパワーが足りない?!)

木材やコルクなど、比較的柔らかい素材にデザインしたものを彫刻していたのですが、さほど仕事のメインにはならず、たまに使う程度でした。

 

そんな中、やはり金属に彫刻できる彫刻機が欲しいと思い、

2024年9月、やっとのことで金属への彫刻もできるレーザー彫刻機を導入することとなりました。(10回払い笑)

Laser Pecker4(LP4)のサイトにもLight Burnが対応と記載されていたので、

今まで使用していたLight BurnをLP4のサイトを見ながら接続しようと試みましたが、最初どうやっても接続ができず、

試行錯誤の末なんとか接続し、使える様になったので、同じ悩みを抱えている人ももしかしたらおられるかもと思い、ここに備忘録として記事にしておきます。

使用しているPCスマホは

MacBookPRO M1
メモリ16G
SSD 1TB
iPhone14 pro Max 256G

LP4本体ファームウェアアップデート

LP4でLight Burnを使うには、全てが最新でなければならないということで、

まずはLP4本体のアップデートから行うことに。

アップデートの方法はメーカーホームページ

ここに記載されているのですが、

LP4本体のアップデートは、スマホアプリでLP4に接続するか、

PCからアップデートしたいなら別売りの

PC用のBluetooth接続用のアダプタを買ってそれで接続して更新してね♥

ということだったので、迷わずスマホアプリからアップデートすることに。

ちなみにBluetoothアダプタは↓これ

1.スマホで使用するアプリも最新版でなければならないのでストアで最新版にアップデートしてください。

2.アップデート後 LP4に接続する。

3.設定アイコンをタップする。

メーカーページを参考にしながら

その中の参考画像で設定アイコンをタップする説明しているのですが

↓これがまずわからない笑


赤い矢印の設定のボタンが見つからないんです。

設定アイコンではなくて

+のマークになっとるがな(^^;

その+ボタンをタップしても設定画面に行かないし。

どうしたものかとフリーズしていましたが、

ふと

 

創作ボタンをタップしてみたら

発見しました笑

この歯車(設定アイコン)をタップすると

私の場合は自動で最新のファームウェアのアップデートがありますと促され

そのままアップデートとなりました。

 

ファームウェアのバージョンはメーカーサイト上ではV655ととありましたが

アプリ上の表記ではV654となっています。(詳細は不明)

 

ファームウェアのアップデート後は

それまでアプリやPCソフトで使用していた設定は再度見直す必要があるっぽいですが、ここではLight Burnを使用するための手順の説明なので、

それらの問題や設定変更などはメーカーページを参照してください。

 

ライトバーン(Light Burn)のインストール

既存のLight Burnを使用する場合の注意

アプリで LP4本体のファームウェアを最新にしたので、

今度こそは接続できるだろうと、また下記ページを参考に

やりますが、またまた繋がらない。

どうやらLight Burnも最新でなければならなかったんです(汗

Light Burnを立ち上げ

ヘルプ→更新の確認をクリックすると

 

新しいバージョンがある場合は更新するかの確認ののち、

アップデートされますが、

どうやら私のライセンスキーの有効期限が切れており

現在使っているバージョンはそのまま使えるが新しいバージョンは

ライセンス更新料を再度支払わなければなりませんでした。

最初にライセンスを購入する時よりかは安かったですが、

私がライセンス更新した時は4400円でしたが、為替の状況では値段が前後するのかもしれません。

ライセンスを更新しLight Burnも最新のバージョンにし、やっと接続できそうです。

2024年9月20日現在の最新のバージョンは1.6.03です。

初めてLight Burnを購入される方

Light BurnページよりDownloadページへ行き

まずはフリーでトライアル版(30日の試用期間)をダウンロードしてください。

 

使用するPCに応じて

ページ上でどれをダウンロードするか?を教えてくれるので、

それをダウンロードし、インストールしお使いのPC上で動作するか確認してください。

その後、ライセンスを購入するようにしてください。(メーカー推奨)

※もしかしたら何らかの理由で、お使いのPCでLight Burnが動作しない可能性があります。

インストール方法は割愛します

試用版で動作確認ができましたら、30日後にライセンスを購入してください。

ライセンスの購入はGcode lisence keyを購入してください。

LIgh Burnの設定

LP4構成パッケージをダウンロードしてインポートする

Light Burnの最新版(がインストールできたら、

次は構成パッケージなるものをLight Burnにインポートします。

構成パッケージやらインポートやらよくわかりませんが、とにかく

先ずはメーカーページより構成ファイルをダウンロードしてくださいということです。

↑ページを読み進めていくと

メーカーページの赤丸部分をクリックすると

任意の場所に保存するように促されますので、言われるがまま保存してください。

構成パッケージをインポートする

Light Burnを立ち上げ、

デバイスをクリック

次にインポートをクリック

先程ダウンロードした構成ファイル( LP4.lbdev)をクリック。

おkボタンをクリックすると↑赤丸のように LP4が追加されます。

LP4の横のアイコンなどは、環境によって変わるのかもしれません。

私の場合は以前使用していたデバイスのアイコンが反映されているようです(知らんけど)

 

ここまでの操作をメーカーページでも解説しており、その解説画像があります。

しかし、このメーカー画像では、 LP4構成ファイル( LP4.lbdev)だけでなく、

なんやかんやファイルをインポートしていますが、

そんなファイルはございません(発見できませんでした)

しかし、心配はありません。

インポートした構成ファイル( LP4.lbdev)にそれは含まれています(多分)

 

LP4をLightBurnで操作する

LP4をPCに接続する

※メーカーページにも記載されていますが、LightBurnを使用する前に、LP4専用のソフトとスマホにインストールしたアプリは終了してください。それらが立ち上がっていると、干渉してLightBurnが接続できません。

必ずLP4用のソフトとアプリが終了されているのを確認して

LP4側をUSB-Cコネクタ、PC側をUSB-Aで繋いでください。(付属のUSBケーブルを使用)

LP4本体にはUSB-Cは1箇所しかないので、その部分に差し込んでください。

 

PC側はUSB-Aに差し込むのですが、ここ数年のmacの場合はUSB-A端子が無いので、変換アダプタなどを別途購入して対応する必要があります。

 

 

※メーカーページによると、使用PCによってはUSB-C to USB-Cでも接続できるそうですが私のPCではできませんでした。

 

デバイスの設定

メーカーページでは上記画像の様にデバイスは「COM」を表記されたものを選択するように記載されているのですが、私のLight Burnではどこにも「COM」が見当たらず、

cu.usbserial-1140となっていました。

なぜそうなるのかはわからないですが、私と同じ様にCOMの文字が無くても安心して下さい。

先ずはLP4を選択し、その後にUSBうんたらと書いているものを選択して下さい。

これではれてLight BurnとLP4が接続されるはずです。

ここまでで、LP4のファームウェア、アプリもLight Burnも最新の状態は大前提で

それでもまだ接続ができない場合は物理的な欠陥(USBケーブルやソケットなど)の可能性がありますので、チェックしてみて下さい。

PCやLP4の電源を切って、再起動してみたり、USBを抜き差ししてみたりで改善される場合もあります。

全て完璧なのに接続ができない場合は私にもわかりません^^;

質問されても全くわからないのでご了承下さい。

レーザーの単位の設定?!

メーカーページを読み進めていくと

LightBurnツールバーの[設定]タブをクリックして

ここは特に何も考えず、mmにして設定しました。

インチ表記が良い方はインチにしても良いのかも?!ですが素人なので詳細はわかりません

 

スライド、ロータリー拡張アクセサリ、Mコマンドなど

Light Burnのコンソールボタンをタップすると、赤丸で囲んだボタンが表示されていると思います。

メーカーホームページの説明画像では、 LP4構成ファイル( LP4.lbdev)だけでなく、
なんやかんやファイルをインポートしていますが、

最初に一つだけインポートしたLP4構成ファイルだけで、その他のものも一緒に登録されるようです。

※上記画像参照

Switch to Rotary Extension Mode
→ロータリー拡張アクセサリーモードに切り替え

Switch to Slide Extension Mode
→スライト拡張アクセサリーモードに切り替え

Switch to LP4 Regular Mode
→アクセサリなしの通常モードに切り替え

Turn On Range Indicator
→焦点距離のためのインジケーターの点灯

Select 1064mm Laser
→1064mmレーザーを選択

Select 450mm Laser
→450mmレーザーを選択

 

画像赤丸の左上側に「ここにコマンドを入力する」という文字があります。

ここに下記Mコマンドを入力することでそれが適応されます。

 

M3000:レンジインジケーターをオンにします。
M3001:レンジインジケーターのライトをオフにします。
M3010:450nmレーザーを選択します。
M3011:1064nmレーザーを選択します。
M3020:電気スタンドを上げます。例:M3020S1。00(1。00mm上げ)
M3021:電気スタンドを下げます。
M3030:LaserPeckerモードに切り替えます。
M3031:スライド拡張モードに切り替えます。
M3032:ロータリー拡張モードに切り替えます。

 

モードを変更した場合は、必要に応じて

Light Burnの編集→デバイスの設定項目から

 

ワーキングサイズを変更してください。

※モードを切り替えた際、 LP4とPCの接続がBusyもしくは切れることがありますが、その場合は一度デバイスの項目のところを違う場所(任意)に変えてから再度普段のデバイスに戻すことで復活します(経験上)

 

これで、ひと通り準備が整い、Light Burnで LP4を操作できるかと思います。

メーカーページによると、

LP4 LightBurn構成パッケージとLP4ファームウェアの次のバージョンには、デュアルレッドライトフォーカシングコマンドが追加されます。リリース情報をお楽しみに。

とありましたので、またこの先ファームウェアのアップデートで、より便利になっていくのだと思います。

 

まとめ

専門知識もなく、接続方法をネットで調べてもなかなか出てこず、

やっとのことでメーカーホームページで設定の方法が記載されているページを見つけましたが、

ページに記載されていることと、実際にやることが違ったりと、わかりにくい部分もあり、試行錯誤しながらなんとか LP4とLight Burnを接続でき、彫刻することができました。

今回は拡張アクセサリについては深く書きませんでしたが、

やってみると、これまた色々調整が必要で試行錯誤の連続でした笑

これもまた機会あれば記事にしたいと思います。

 

それでは良いレーザー彫刻機ライフを😎